トップページ > 院内マップ
- レントゲン(デジタル)
- 肺機能・肺年齢
- 呼気一酸化炭素濃度(禁煙外来にて)
- 心電図
- 24時間ホルター心電図
- 骨密度(骨粗鬆症)
- 貧血、白血球数、炎症反応(CRP)、HbA1cはその日の診療中に結果をお知らせできます。
- 睡眠時無呼吸症候群
(ご自宅で簡易モニターにて測定して頂きます。)
※電子カルテを中心に院内の全面的デジタル化を図りました。
気管支喘息では気管支に慢性的なアレルギー炎症が起きているため、吐く息に含まれる一酸化窒素(呼気NO)の濃度が上昇することがあります。このことを利用し、呼気NOを測定して気管支喘息の診断や喘息の程度を評価する事ができます。
当院では専門医として喘息の診断性をさらに高めるため、呼気NO濃度を測る機械「NObreath」(エヌオーブレス)を導入しました。
機械のマウスピースをくわえて息を吸い、一定の強さで息を吐くだけです。上手に息を吹ければ、子供から大人まで検査ができます。呼気NO濃度が高ければ気管支喘息の可能性、疑いが強くなります。
気管支喘息の診療には丁寧な問診や聴診器による聴診所見が最も重要なことに変わりはありませんが、NObreathを使用すると、数値で信頼性の高い診断が可能です。
長引く咳について気管支喘息ではないか心配をされている方、現在治療中の喘息について相談されたい方は、NObreathで呼気NO濃度を測定して、喘息の正しい治療につなげて下さい。
一般の肺機能検査(スパイロメータ)に加えて、チェスト社の総合呼吸抵抗測定装置モストグラフを導入しています。
気道の状態(呼吸抵抗)を測定する機器で、普通の安静呼吸で測定できるため、子供から大人まで楽に検査を受けることができます。
喘息やたばこ病(慢性閉塞性肺疾患:COPD)の患者様は末梢気道が狭くなって息を吐きだしにくくなっています。
この息の通りやすさを、「呼吸抵抗」という数値で短時間に簡単に調べることができます。
呼吸抵抗が正常ならば緑、抵抗が高くなるにつれて黄色→赤→青と色が変わって表示されるため結果がわかりやすいです。
咳があるときに、原因が喘息かどうかわかります。聴診所見や呼気NO検査のみでは見逃されやすい咳喘息(かくれ喘息)の診断にきわめて有用とされています。また、治療経過が安定しているかどうかも判断できます。
このように喘息の診療に大変有用であることが確立されています。
検査方法は、機械に付属する筒(マウスピース)をくわえていただき、安静な呼吸をするだけです。